2023モバックショウ:239社・1,494小間規模で開催
2022.11.09
日本製パン製菓機械工業会は2022年11月9日、都内で2023年2月開催の「2023モバックショウ」の記者会見を行った。冒頭、同工業会・理事長の増田文治氏が主催者代表あいさつに立ち、コロナ感染の収束につれて市場経済が活発になることを歓迎しつつも、世界的な資源・エネルギーや原材料費の上昇および急速な円安などの影響について懸念を示した。
また、アフターコロナを視野に入れた未来のモバックショウのあるべき姿として、より専門性を深堀しながら、これまで築き上げてきた展示会の特長をより際立たせていくとの方針を示した。次に実行委員長の若林尚人氏から、新規出展社が36社におよぶなど展示会の準備状況と概況が伝えられた。
モンディアル・デュ・パン本選(フランス)の上位チームによる世界大会(モバックショウ会場での)初開催をはじめ、洋菓子と和菓子のイベントコーナーやスクールコーナー、モバックセミナーなど、多彩なイベントの開催が説明された。最後に広報委員長の宮川恵之氏から、公式ホームページのほか、メルマガの配信やFacebook、Twitter、Instagram、LINEなどSNSを活用した製品やイベント情報を積極的に発信していくことが伝えられた。
今回で28回目を迎える「2023モバックショウ」は2023年2月28日~3月3日までの4日間(開場時間10:00~17:00)、千葉・幕張メッセ(4~8ホール)で「考えよう!地球の未来と食の未来」をテーマに239社・1,494小間規模で開催する。
コロナ感染は収束傾向にあるとはいえ、第8波の感染拡大を視野に入れた、万全な感染症対策を実施した上での開催となろう。製パン製菓関連の専門メーカーおよび関連業社を中心に、(コロナ禍の)数年越しの新製品と新技術が出揃う展示会となりそうである。