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ニュースフラッシュ

HANNOVER MESSE 2023:50ヵ国から約4,000社が出展予定

2023.01.18

n_2023_0118_04.jpg ドイツメッセ日本代表は2023年1月18日、2023年4月17日~21日の5日間にドイツハノーバー国際見本市で開催される「HANNOVER MESSE 2023」のプレスカンファレンスを都内で開催した。
 「HANNOVER MESSE 2023」の概要がビデオ紹介されたあと、ドイツメッセの社ハノーバーメッセの担当ディレクターのBasilios Triantafillos氏が今回開催でフォーカスする5つのポイント「Industrie4.0」「CO2-neutral production」「AI & mcchine learnig」「Energy management」「Hydrogen & fuel cells」を中心に概説した。
 また、ゲストスピーカーのロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)インダストリアルIoT推進統括の中島一雄氏より、RRIはじめ日本産業としての見どころ、とくに注目トレンドとして産業データ連携(Catena-X、Manufacturing-Xなど)とデジタルツインの社会実装が紹介された。
 「HANNOVER MESSE 2023」はインドネシアをパートナーカントリーに、「Industrial Transformation-Making the Difference」をメインテーマとして世界50ヵ国から約4,000社超の出展規模で開催の予定である。革新的なハイテク・ソリューションを軸に、気候変動や資源・エネルギー不足への対応、サプライチェーンの再構築など世界が直面する喫緊課題の解決を見出す内容となる。
 周知のように、「HANNOVER MESSE」は2019年の(リアル)開催のあとコロナパンデミックの影響で、2020年は73年の歴史で初めて開催中止を余儀なくされた。以降、2021年はオンラインでのデジタル開催で1,800社の出展規模で95,000人の来場者であった。
 2022年は3年ぶりのリアル開催ではあったが、デジタルとのハイブリッドで行われ、60ヵ国から2,500社の出展規模で、来場者は75,000人に止まった。今回の2023年は本格的なリアル開催の再始動と位置づけられるが、2019年の6,500社の出展規模に比べればまだ(10ヵ国減の)約60%に止まっている。
 ホール数では17ホールと2019年の24ホールからは7ホール減となる。最も注目されるのは来場者数の回復で、中国がゼロコロナ政策の転換による感染拡大などコロナパンデミックが燻ぶっていることや、ウクライナ危機がつづくことなどから、2019年の実績(75ヵ国から215,000人)にどれだけ迫るかである。