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ニュースフラッシュ

キユーピー:UDFの雑炊

2023.01.19

n_2023_0119_02.jpg キユーピーは、市販用介護食「やさしい献立」シリーズの舌でつぶせる区分から、「たまごと牛肉の雑炊」「たまごと鶏の雑炊」の2品(100g、参考小売価格160円・税別)を、2023年3月2日から全国で新発売し、雑炊のラインアップを4品に拡充する。焼津産かつお節のだしと国産コシヒカリ使用し、不足しがちなカルシウム145㎎入りである。
 日本の高齢化率が過去最高を更新するなか、定年延長で65歳以上の高齢就業者数は18年連続で増えている。今後、働きながらの介護についても増加や長期化が予想される。在宅の介護サービス利用者も増加傾向で、市販用介護食の需要は今後も高まるものと考えられる。
 さらに要介護者だけでなく、コロナ下の自宅療養や隔離が必要な場面など、ユニバーサルデザインフード(UDF)としての需要や認知も広がり始めている。UDF市場は、とりわけ手づくりが大変な舌でつぶせるとかまなくてよいの区分が伸長し、なかでも調味した主食の「雑炊」「おじや」の伸びが顕著である。そこで今回、雑炊2品を新発売し雑炊のラインアップを4品に拡充する。
 新商品は、素材にこだわり焼津産かつお節のだしと、国産コシヒカリを使用している。かつお節のだしをベースに肉の旨みをかけ合わせ、メリハリのある味わいに仕立てている。温めずにそのままでも食べられ、外出先での食事や災害時の非常食としても活用できる。
 また、高齢者に不足しがちなカルシウムをムリなく補えるよう、独自素材「卵殻カルシウム」を配合している。卵殻カルシウムは、リンの含有量が少なく理想的なカルシウム源といわれ、カルシウム補給に適している。卵殻の利用は、持続可能な社会に向けた食資源の有効活用にもつながる。