キリンビール:焼酎ソーダ
2023.10.03
キリンビールは、「上々」から「焼酎ソーダ」(350ml、500ml)を、2023年10月17日から全国で発売する。メルシャン「八代不知火蔵」の本格麦焼酎原酒を一部使用したRTDの新ブランドである。
RTD市場は中長期的に伸長傾向で、2026年10月の酒税改正まで現行税率が維持されることを背景に注目を集めている。このように、市場の拡大するなかで顧客がRTDに求めるニーズは多様化し、なかでも「食事に合う」「甘みが抑えられている」「本格的な感じ」といったことへの期待は高まっている。
こうした顧客動向のなかで、「原酒ソーダ」カテゴリーは顧客ニーズを捉えて経年で伸長している一方、より多様な選択肢を求める潜在的なニーズもあると考えている。
「焼酎ソーダ」は、メルシャン八代不知火蔵の本格麦焼酎原酒を一部使用し、「米麹抽出物」「食塩」など焼酎の特長を引き立てる素材を使用し、焼酎の本格感や満足感と余計なクセのなくすっきり爽やかな味覚を実現した。なお今回、使用する本格麦焼酎原酒はRTD初の使用である。また糖類0でプリン体0であることも特長である。
同商品は、食事との相性が良く和食を中心に実施したAI味覚センサー「レオ」による食相性分析では、多くの料理と高い相性度を獲得した。このセンサーによるRTDと食の相性分析で、「焼酎ソーダ」「サバの味噌煮」の組み合わせが過去最高の相性度を獲得した。
特長豊かな焼酎をつくり出す5種6機の蒸留釜を備えたメルシャン八代不知火蔵で、熊本・球磨川の伏流水を使用し、経験豊かな蔵人が約80年の歴史で培ってきた技術から製造した本格麦焼酎原酒を一部使用している。また「米麹抽出物」「食塩」など焼酎の特長を引き立てる素材を使用し本格感や満足感のほか、余計なクセがなくすっきり爽やかな味覚を実現している。
味覚特長の実現では、約60パターンの組み合わせから最適な素材を選び抜き、AI味覚センサー「レオ」による食相性分析では、サバの味噌煮や肉じゃがなど和食との相性度が非常に高く、食事と一緒に楽しめる。
パッケージでは、すっきり軽やかな飲み口を表す青みの炭酸シズルをベースに、筆文字の商品ロゴとラベルを表現し、「本格感」「品質感」を訴求したデザインに仕立てている。