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ニュースフラッシュ

キリンビバレッジ:「生茶」大刷新

2024.02.02

n_2024_0202_03.jpg キリンビバレッジは、「生茶」「ほうじ煎茶」のパッケージと味覚すべて大刷新し、2024年4月9日から全国で発売する。「個性」「自分らしさ」が重視される時代を踏まえ、顧客調査からPETボトル緑茶が人に見られる「自己表現のアイテム」との認識に変わってきた点に着目し、顧客の生活を彩る現代的で上品な佇まいを目指したパッケージに刷新する。
 昨今、無糖茶飲料は容量や価格重視の傾向が強まるなどコモディティ化が進み、顧客から期待を持たれづらい状況である。同社は、清涼飲料市場のなかでも大きなカテゴリーの緑茶をはじめ無糖茶に再び注目と期待を寄せるため、カテゴリーを魅力化と再活性したいと考えである。
 味覚では生茶葉鮮度搾り製法に加え、新製法の「凍結あまみ製法」を新たに採用するほか、微粉砕茶葉も現行品から約3倍に増やし、苦渋みを抑えて新茶のような甘味際立つ、生茶史上最高レベルのおいしさに進化させる。
 パッケージでは、ボトルをシンプルで洗練された上品な形状に刷新し、ロゴの主張を抑えることで持ち物としての品の良さ、現代感を演出している。また気持ちを上げてくれるよう白をベースとしたデザインを採用し、「雫モチーフ」でこだわりのモノづくりで生まれた生茶のおいしさが詰まった印象を表現している。
 さらに小型PETボトルの一部を2024年6月以降、現行重量の20gから18gへ軽量化を進める予定で、今後も循環型社会に向けたプラスチック使用量削減に取り組む。