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ニュースフラッシュ

キリンビール:ジャパニーズウイスキー

2024.05.11

n_2024_0511_03.jpg キリンビールは、シングルグレーンジャパニーズウイスキー「富士 50th Anniversary Edition」(700ml、販売価格27,500円・税込)を数量限定で、2024年6月25日から全国で発売する。富士御殿場蒸溜所は2023年11月に操業開始50周年を迎えたことを記念し6,000本限定で発売する。ひと口で蒸溜所の歴史と未来への期待を味わえる特別なシングルグレーンウイスキーである。
 同社のウイスキー事業の歴史は、1972年のキリン・シーグラム社設立に始まり、以来ウイスキーの可能性を広げる商品を開発し発売してきた。1973年に稼働した富士御殿場蒸溜所は、モルトとグレーンウイスキー原酒両方をつくることができる世界的でもまれな蒸溜所である。
 スコッチ、アメリカン、カナディアンとの世界の代表的なウイスキー製造技術を導入し、同社の培ってきた醸造技術ときめ細やかなノウハウを融合させ、日本の風土や食文化に合ったウイスキーづくりを追求している。
 「富士」ブランドは2020年に発売され、その味わいは世界的にも高く評価されて、2023年の実績は発売から3年間で約13倍となるなど、大きく伸長している。とくに独自の起源から生まれる多彩な原酒のつくり分けと、世界一のブレンディング技術で生み出された味わいは国内外から高い評価を得る。
 2023年から新たに欧州13ヵ国での販売を開始するなど、海外展開も拡大している。
 富士御殿場蒸溜所が磨きつづけた技術とこだわり、想いが詰まったウイスキーで、貴重な操業当時の1970年代蒸留の原酒から3つのタイプ(バーボンタイプ・カナディアンタイプ・スコッチタイプ)のグレーン原酒の全て使用し、それ以降の1980・1990・2000年・2010年代の各世代の原酒をブレンドしている。
 長熟原酒由来の甘く複雑な熟成香と、未来を見据えて改良をつづけてきた原酒の華やかな香りが調和する美しい味わいを楽しめる。
 パッケージでは、通年品ラベルの和紙感やびん底の富士山はそのままに、50周年限定品の特別ラベルとしてラベル下部に帯を入れ、金箔を配している。カスクストレングスの限定品ならではの手書きのアルコール度数表記と、1本1本にボトルナンバーを記載し限定品を際立たせている。