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ニュースフラッシュ

福光屋:共同醸造の純米大吟醸

2024.06.25

n_2024_0625_03.jpg福光屋は、純米大吟醸を鶴野酒造店と共同醸造した、純米大吟醸「鶴と福」(720ml、参考小売価格 5,500円・税込)を2,300本の数量限定で、2024年6月25日から一部の酒類販売店・料飲店、同社直営各店とオンラインショップで新発売した。令和6年能登半島地震で全壊の被害を受けた鶴野酒造店と、蔵に残った酒米と両蔵の大切に使用する2種類の酵母で、能登の酒蔵の復興と再建への強い願いを込めて醸造した純米大吟醸である。
鶴野酒造店の蔵元・鶴野晋太郎氏と同社・専務取締役の福光太一郎氏の働きで、2024年3月から共同醸造プロジェクトを開始し、同社酒造りと平行しながら急ピッチで仕込み計画を策定し、3月下旬から鶴野晋太郎氏と鶴野薫子杜氏、同社の杜氏・板谷和彦氏、蔵人たちが一丸となって取組んだ。鶴野兄妹とは石川・酒造組合連合会主宰の石川・清酒学校の同期の蔵人もおり、仲間の困難に万全の体制で挑み、両蔵で大切に使用する酵母2種で初々しく爽やかな味わいに仕上げた。
両蔵の名頭を取り「鶴と福」と命名し、吉祥八角のラベルに両杜氏の氏名と落款とともに配した。落ち着きのある墨色のフロストボトル(磨りガラス瓶)が艶やかで力強い書を引き立てている。