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ニュースフラッシュ

日本果汁:柑橘果皮チップス

2024.08.08

n_2024_0808_03.jpg日本果汁は、スナック菓子「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」(12g、販売価格360円・税込)を、2024年7月20日から販売を開始した。東京都小笠原村で収穫された柑橘の果皮をチップスへ加工し、売上げの一部が観光等の財源になる第1弾の社会貢献スナック菓子である。
小笠原島レモンを採用し、東京愛らんどや小笠原島内直売所、おがさわら丸船内、同社ECサイトで先行販売を開始し、販売から1週間で自社他製品の初動比で約2倍の販売数を達成した。
同社は、これまでに宝酒造(京都)の要望を受け、小笠原村で収穫された柑橘の搾汁を担当している。小笠原島レモンの搾汁後に出る果皮の量は、果汁約100kgに対し果皮約130kgと1日で最大2,500kgの果皮が出る。「この果皮を利活用して農家へ収益還元できないか」と考えた同社は3年前から研究と実験を重ね、今回小笠原村や宝酒造の協力を経て、小笠原島レモンの果皮をチップスにしたオリジナル商品が完成した。
真空フライ製法で低温でじっくりと揚げ、レモンの美味しさをそのまま閉じ込めることに成功した。小笠原島レモン独特のスパイシーな風味と、旨みのある塩が絶妙にマッチしたこだわりのチップスである。1袋にレモン約1個分の皮を使用し、皮には食物繊維が多く含まれヘルシーで罪悪感のない健康志向なスナックだ。また売上の一部を小笠原諸島の自然保護(観光資源など)と、農業振興に使用する社会貢献型のスナックでもある。