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ニュースフラッシュ

アサヒビール:シングルモルト25年と30年

2024.10.16

n_2024_1016_03.jpgアサヒビールは、アイリッシュウイスキー「ブッシュミルズ」から「シングルモルト25年」「シングルモルト30年」の2品(700ml、参考小売価格134,200円、285,000円・税込)を数量限定で、2024年10月16日から飲食店限定で販売する。
「ブッシュミルズ」はアイリッシュウイスキーの伝統的な製法の3回蒸溜を守り、原料にはノンピート麦芽100%のモルト原酒を使用している。軽やかでスムースな飲み口でモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特長である。バーボンやシェリー、マルサラ・ポートなど様々種類の樽の使用で、個性豊かなシングルモルトを生み出す。
「シングルモルト25年」は、ノンピート麦芽100%のモルト原酒をバーボン樽とシェリー樽で約6年熟成させたあと、ルビーポート樽で21年熟成させた。ブラックベリーやチェリーなどの果実やほのかなスパイスの香りが特長だ。味わいはアーモンドのような甘みからはじまり、キャラメリゼされたチェリーやプラム、ブラックベリーのような甘みと酸味の調和などが楽しめる。
「シングルモルト30年」は、ノンピート麦芽100%のモルト原酒をバーボン樽とシェリー樽で約14年熟成させたのち、ペドロヒメネス樽で約16年熟成させた。ドライフルーツのような香りに加え、シェリー由来のユニークで甘美な香りが特長だ。味わいは滑らかでデーツや干しブドウ、イチジクのようなほのかな甘みなどが楽しめる。
アイリッシュウイスキーは世界5大ウイスキーの1つで、長い歴史に加え軽やかで親しみやすい味わいが世界的に人気である。近年、伸長するウイスキー市場で、アイリッシュウイスキーの2023年の市場は約1,560万C/Sで、2014年と比べ約2倍の規模に成長している。
日本のアイリッシュウイスキー市場でも、2023年は前年比187%と拡大をつづけている。同社では2015年から「ブッシュミルズ」ブランドの取扱いを開始し、スタンダート「ブッシュミルズ」やオロロソシェリー樽とバーボン樽で熟成させたモルト原酒を使った「ブラックブッシュ」など6アイテムを販売する。
2023年の「ブッシュミルズ」ブランドの販売C/Sは前年比148%で、直近の1~9月は前年比341%と好調だ。同ブランドで高価格帯のラインアップを追加し、オーセンティックバーやホテルバーに向けた販売で、多くの顧客にウイスキーの多様な魅力を伝え市場のさらなる活性化を図る狙いだ。