ロート製薬:5年常温保存おにぎり
2025.04.15
ロート製薬は、在留・訪日外国人が安心して喫食できるよう、循環備蓄食品「ハートフード5年常温保存おにぎり」の多言語情報を、2025年4月からハートフードのブランドサイト内で提供を開始した。パッケージの2次元バーコードから、多言語対応のブランドサイトへアクセスし、商品に関する情報を確認できる。
情報サイトの対応言語は、英語と中国語(簡体、繁体)、韓国語、タイ語、インドネシア語、スペイン語、フランス語、ブラジルポルトガル語、トルコ語、タガログ語、ミャンマー語、日本語、やさしい日本語の計14言語で、原材料やアレルギー物質、保管方法など製品に関する情報をブランドサイト内で表示している。
やさしい日本語とは、出入国在留管理庁・文化庁が2020年8月に発表した「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」で定められ、近年、国籍が多様化する在留外国人へ、やさしい日本語の活用で正確な情報を伝えられると期待され取組む自治体が増加している。
「あけてすぐ食べられて、ふつうにおいしい5年常温保存おにぎり」とのコンセプトで、「もしも」の災害時だけでなく「いつも」の日常でも定期的に食べることができる循環備蓄食品である。
防災意識が高まるなか、備蓄食料の備えは重要だが、一部の備蓄食料が食べられることなく廃棄されることが社会課題となっている。そこで「いつも」の日常から備蓄食に親しみ、定期的なローリングストックへとつなげることで、備蓄食品のフードロス削減・もったいない廃棄を減らす、循環型の備蓄食普及を目指し2025年1月にリリースした。
「ハートフードおにぎり」は、水・調理・スプーン不要で、開封しそのまま食べられるため、食べ残し汁が出ずごみもかさばらない。特許取得の特殊製法により5年常温保存(製造から5年6ヵ月)が可能で、アレルギー物質(特定原材料等)28品目不使用である。