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ニュースフラッシュ

江崎グリコ:プロテイン飲料

2025.06.04

n_2025_0604_03.jpg江崎グリコは、アーモンドミルクブランド「アーモンド効果」から「PROTEIN<ナッツミックス>」「 PROTEIN<ナッツミックス 砂糖不使用>」の2品(250g、希望小売価格214円・税込)を、2025年6月9日から全国で新発売する。アーモンドミルクに植物性タンパク質を配合したプロテイン飲料である。
「アーモンド効果」は、アーモンドの健康効果を手軽に取り入れられる飲料として、2014年に「飲むアーモンド」とのコンセプトのもと販売を開始した。現在では国内シェアNo.1ブランドとして、そのまま飲むだけでなくコーヒーや粉末プロテインの割材、料理への使用など幅広いシーンで活用されている。
日本にアーモンドを広げたパイオニアの同社が、約70年にわたるアーモンドの研究から得た知見を生かして開発した。素材本来のおいしさを最大限に生かしたアーモンドミルクだからこそ実現した香ばしさとすっきりとした味わいが特長のプロテイン飲料である。
「植物性たんぱく質」「1日分のビタミンE」「食物繊維」、さらに不足しがちな栄養素である「鉄分」を配合し、健康的でしなやかな身体づくりをサポートする。
植物性タンパク質は動物性タンパク質と比較し吸収スピードが緩やかなため、満足感が持続しやすく腹持ちが良いといわれる。女性の1日不足分を補える量の10gのタンパク質を配合している。
2024年度の国内植物性ミルク市場は約720億円に達し、そのうちアーモンドミルク市場は約100億円を占めている。アーモンドミルクは2014~2023年までの間、毎年成長をつづけ、飲用者数も着実に拡大してきた。
近年は、2020年以降のオーツミルクの登場などにより、植物性ミルクの選択肢が多様化し、生活者にとって各商品の「飲む意味」「生活の中での役割」が明確になることで、ますます植物性ミルク市場が盛り上がる。
日本でのタンパク質の摂取ニーズは高まっており、プロテイン飲料の国内市場規模は2017~2023年までの間で530%伸長し、2024年度の市場規模は約510億円に達している。プロテインはもはや一部のアスリートだけではなく、一般生活者のライフスタイルにも広がりを見せている。
同社のプロテインに関する調査によれば、プロテインユーザー(粉末、ドリンク、食品)の約47%が、「健康維持」「美容効果」を目的に、日常の食事や間食を中心にプロテインを摂取している実態が明らかになっている。一方で、依然として市場の主流は「筋肉増強」用途の商品が中心で、それ以外の需要に応える商品が少ない傾向にある。