日本包装学会:第92回シンポジウム
2024.12.21
日本包装学会は2025年2月14日(10:00~16:20)、「循環型社会の実現に向けて-環境に配慮した包装の最新動向-」をテーマに第92回シンポジウムを品川きゅりあん(6F大会議室)で開催する。世界各国で循環型社会への取組み・関心が高まるとともに、包装業界でも限られた資源を有効活用するため、環境配慮の包装への需要が高まり、新たなリサイクルの仕組みなどが求められている。
最近では「薄膜化・軽量化」によるプラ使用量の削減、紙やバイオマス、リサイクル素材によるGHG排出量の削減、モノマテリアル化によるリサイクル性の向上など、新たな包装設計が求められている。同シンポジウムでは、これら環境配慮の包装材料や包装設計での最新動向を分かりやすく伝える。
「KOBEからはじまるプラスチックの未来『まわり続けるリサイクル』」をテーマに神戸市環境局資源循環課課長の井関和人氏と、「プラスチックの資源循環、最近の動向を概観」をテーマに旭リサーチセンター主幹研究員の石井由紀氏、「マテリアルリサイクルPET材料を使用した食品用器具・容器包装の安全性確認について」をテーマに大阪健康安全基盤研究所衛生化学部食品安全課主幹研究員の尾崎麻子氏、「モノマテリアル包材」をテーマにパックエール代表取締役の内村元一氏、「『紙化』への期待と課題およびサーキュラーエコノミーに適合する紙化関連技術」をテーマに大日本印刷Lifeデザイン事業部ビジネスクリエイションセンタープロダクト開発本部プロダクト開発第1部第1グループの武田淳彦氏が講演する。
詳細や問合せは「第92回シンポジウム」係まで。
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