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豆乳購入状況実態調査:飲用者は調査対象者の4割

2025.01.30

日本豆乳協会は2024年9月、消費者調査「購入状況実態調査」を実施した結果をまとめた。同調査は、生活者の豆乳飲用実態・購入実態を把握し、豆乳に関する認知・理解状況を探るため実施し、10,000人の一般生活者(10~60代の男女)および現在の豆乳摂取者約2,060人(10~60代の男女)を対象としたたものだ。
新型コロナウィルスの感染拡大、物価高等の影響を受け、豆乳生産量は2020年から一時的な低迷はあったものの、2024年から需要は回復に向かっている。こうしたなかで今回、同協会は豆乳の摂取状況や購入意向、認知・理解状況等を明らかにするため、「豆乳購入状況実態調査」を実施した。
調査結果のサマリーでは、豆乳の飲用者は調査対象者の4割を占め、3年前から現在まで豆乳を習慣的に飲用している人は73%におよんだ。なかでも「ほぼ毎日」飲用している人は約87%で、豆乳は習慣的に飲まれる傾向で継続的に(3年以上)摂取されている。
豆乳を購入する人の理由は、「健康に良いから」が71%と上位で、次いで「たんぱく質が摂取できるから」が52%で「気軽に飲めるから」が43%、「味が好きだから」が41%である。とくに「健康に良い」「タンパク質を摂取できる」を理由に豆乳を購入する人は、「無調整豆乳」を購入する傾向にある。
豆乳飲用者の摂取方法では、「そのまま飲む」が最も多くが65%で、次いで「コーヒーや紅茶に入れ、ラテにして飲む」が48%、「料理に使用する」が34%との回答である。豆乳に関し認知している内容は、「豆乳は、とくに植物性たんぱく質が豊富」が 57%と上位を占める。
コロナ禍を経て、生活者の健康意識が高まり、「健康に良い」との理由で豆乳を「そのまま飲む」豆乳の習慣飲料者が増加傾向にあることが明らかになった。
これらの調査結果から、同協会では家庭内での物価上昇等の影響はあるものの、豆乳の有効成分を認知している愛飲者は、継続的に豆乳を摂取する意向が高いこと、若年層を中心にソイラテや豆乳飲料のニーズが高まっているとの結果を踏まえて引きつづき、豆乳の特徴や有効成分の認知拡大を図り、様々な種類の豆乳の試飲の機会を創出する活動を積極的に展開していく考えである。
 
《日本豆乳協会Webサイト》
https://www.tounyu.jp