アサヒビール:黄色林檎の生シードル
2025.04.25
アサヒビールは、ニッカウヰスキー製造の「ニッカ弘前生シードル」からスパークリングワイン「幸せの黄色りんご」の2品(200ml/500ml、参考小売価格375円/888円・税別)を期間限定で、2025年6月3日から全国で発売する。青森県産の林檎を使用した、さわやかな甘みと芳醇な香り、穏やかな酸味が特長のスパークリングワインである。
黄色系林檎品種「王林」「トキ」を使用したアルコール分3%のスパークリングワインである。パッケージでは、使用品種の黄色系林檎に合わせて基調を黄色で統一し、優しさや温かみを表現している。
黄色系リンゴ品種は、果実への日射を遮る葉を取り除く「葉摘み」や、着色が劣る部分に太陽光が当たるよう「玉回し」といった作業が不要で、林檎農家の負担が少ないといわれる。同商品を通じ顧客へ黄色系林檎品種の魅力を訴求し、リンゴ・シードル産業に関わる人の幸せを願い、商品名を「幸せの黄色りんご」とした。
同社とニッカウヰスキーは、シードル製造に欠かせない林檎農家支援のための補助労働力確保や、弘前産林檎およびシードルのブランド価値向上を目的とし、2023年から弘前市への寄付を実施している。事業活動を通じ培った知見や技術、ネットワークを活用し、地域活性化や持続可能な産業発展に貢献する考えである。
「ニッカ弘前 生シードル」は国産林檎を100%使用し、生の林檎を丸ごと搾った果汁を発酵させ、林檎のみずみずしい味わいが楽しめるスパークリングワインである。製造工程で熱を加えない生シードルで、林檎本来の香りと自然な甘さを楽しめ、アルコールエントリー層からスパークリングワイン愛飲者まで幅広い層から支持されている。